この木は、もう・・・

5D_2014_06.jpg
「悲痛な叫び」 滋賀県多賀町

今回は、本日発売の隔月刊「風景写真」5-6月号テーマ(木)部門にて、またまた準優秀ではありますが入賞した
作品をご紹介します。

2014年6月、河内風穴という鍾乳洞近くに、苔の美しい渓流があるというので行ってみました。
渓流に行くため近くの駐車場に車を止め、カメラを出していると、目の前にこの木が見えました。
目を凝らしてよく見ると、根元の土ががごっそり剥げ落ちて今にも倒れそうになっているではありませんか。
川原に下りて近づくと、懸命に耐えている姿に鬼気迫るものがあり完全に魅了されてしまいました。
結局、ここで時間と気力と体力を使い果たし、すでに渓流に行く気は失せ、ここを後にしました。

次の年に行ってみると、この木は既に川原に落ち、少し流され無残な姿になっていました。
タイトル通り、まさに悲痛な叫びで私を呼び寄せた・・・自分で勝手にそう思っています。
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おめでとうございます

まだ、本屋に行けていないのですが、雑誌を見るのが楽しみです。
この小さい写真でも、ドラマチックな雰囲気は伝わってきます。

だちょうさん  こんばんは
コメントありがとうございます。

悲しいですが、この木はもうありません。
まさに一期一会、出会った瞬間を確実に捉えていかないといけないということを痛感しました。

素晴らしい出会いでしたね、そうですかこの樹もう見る事はできないのですね・・・
一期一会の出会いを大切にしたいものです。

風 kei さん
ありがとうございます

そうなんです、残念ながらもう会えません。
最後の姿だったと思うと、山口先生に選んでいただいたことで思い出として残せることが出来ましたので感謝しています。

ドラマチックな出会いを写真誌でも拝見しました。
二度と見られない描写は貴重な記録ですね~

ビューポイント&ジャイロさん
ありがとうございます。

写真はまずは記録だ、と言うことをつくづく感じた一枚になりました。
これからも一期一会を大切に、たくさん記録を残していければと思っています。

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S.Sakashita

Author:S.Sakashita
三重県と、その周辺の自然風景や、「神々の風景」をテーマにした神社の撮影もしています。

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